お施餓鬼

令和元年 7月27日(土) 13時からお入り頂けます。

本堂内はエアコンがございません 汗拭きタオル、扇子などをご持参のうえお越しくださいませ。

「おせがき」は、
「 施餓鬼会 (せがきえ) 」「 施食会 (せじきえ) 」などといわれます。
各宗派を通じて行われる仏教行事の一つです。

その由来は、『 救抜焔口餓鬼陀羅尼経 (くばつえんくがきだらにきょう) 』というお経によるといわれています。

おしゃかさまの十大弟子の一人である 、 阿難尊者 (あなんそんじゃ) が、
ひとりで瞑想している時、口から火を吐く一人の恐ろしい餓鬼があらわれ、
「お前は3日後に死んで、我々と同じ恐ろしい餓鬼道に落ちる。」と言いました。

恐れおののいた阿難尊者が、どうしたらそれを免れることができるかを
おしゃかさまに尋ねたところ、「その苦から免れたければ、三宝(仏・法・僧)に供養しなさい。」

また「無数の餓鬼たちに食物をほどこして供養した 功徳 (くどく) により、餓鬼も救われ、
その功徳によってお前も救われるだろう。」と答えました。

施餓鬼会 (せがきえ) は、
おしゃかさまに教えを請い、寿命を延ばすことのできた
阿難尊者 の説話にもとづく行事であり、
その求めに応じておしゃかさまが示された修法が施餓鬼会のはじまりとされています。

そして餓鬼だけでなく、
先祖代々や広く無縁の 諸精霊 (しょしょうれい) を供養し、
また同時にみなさま自身の 福徳延寿 (ふくとくえんじゅ) を願うわけです。

ぜひこの施餓鬼会の機会に、
心からお念仏を お称 (とな) え、自他ともに救われる 功徳 (くどく) を積んでいただきたいです。

本来、施餓鬼会の期日は定められていません。
お寺の年中行事のひとつとして、お盆の頃におこなわれることが多いです。

施餓鬼棚に「三界万霊牌」や初盆の戒名を記した位牌を置き、
浄水や食物を供え、五如来の「施餓鬼幡」を立てて法要を営むのが習わしです。

施餓鬼会は、無縁仏や餓鬼に施しをするとともに、
新亡の霊や先祖代々の諸霊を供養する法要であります。

さらに日頃の自分自身に巣くう「餓鬼」の心を反省し、
自他ともに生かされている身を受け止め、
救われる功徳をお互いに積んでいくことが大切なことです。

今日、お盆の前後に行われることが多いです。

先祖追福のために、また一切の生物の霊を慰め、
あわせて自分自身の 福徳延寿 (ふくとくえんじゅ) を願う法要であります。